ファシアとは
全身にある臓器を覆い、接続し、情報伝達を担う線維性の網目状組織構造です。
臓器の動きを滑らかにし、これを支え、保護して位置を保つシステムです。
胸腹部、筋外膜・筋周囲膜、靭帯、腱、脂肪体、神経上膜・神経周膜、血管周囲の結合組織、
関節包、骨間膜などが含まれます。
ファシアの役割
01
姿勢の維持
ファシアは身体の全体に張り巡らされ、バランスを保ちながら張力を発揮することで姿勢を保持していると考えられています。
02
力の伝達
筋肉や腱の力はファシアを通じて隣、またその隣の筋肉や腱に伝わっていきます。
03
感覚のフィードバック
治療の流れ
01
問診
カウンセリングや視診、触診などを行い、症状の原因を探ります。
02
レントゲン検査
症状の原因が、骨や関節、脊椎などと考えられる場合はレントゲン検査行います。
03
エコー検査
筋や筋膜、靭帯の症状で、超音波エコー検査が有効と判断された場合はエコー検査を行います。
04
注射
エコー検査後ハイドロリリース(筋膜リリース)を行います。症状の原因部分にピンポイントで注射を行います。
05
治療終了
ハイドロリリース後は特に問題なければすぐにご帰宅いただけます。
ハイドロリリースは健康保険が適用になります