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■骨折か打撲か、迷ったときに知っておきたいこと
転んだりぶつけたりした後、腫れや痛みがなかなか引かないと「もしかして骨折?」と不安になる方は多いのではないでしょうか。見た目だけでは判断しにくいケースも珍しくありません。
この記事では、骨折と打撲それぞれの症状の特徴や見分け方、受診の判断基準をわかりやすくまとめました。
この記事の要点まとめ
- 骨折は安静時も強い痛みが続き、打撲は動かすと痛むが安静で落ち着く傾向がある
- ヒビ程度なら動かせることもあり「動くから骨折ではない」とは言い切れない
- 数日経っても痛みや腫れが引かない場合は整形外科でレントゲン検査を受けると安心
■骨折と打撲の違い|症状で見分ける具体的なポイント

骨折は骨そのものが折れたりヒビが入った状態を指し、打撲は骨に異常がなく筋肉や皮下組織が衝撃を受けた状態です。
どちらも腫れや痛みを伴うため紛らわしいのですが、いくつかの違いを押さえておくと判断の手がかりになります。
◎痛みの出方が違う|骨折は安静時でもズキズキ痛む
骨折では、じっとしていても強いズキズキとした痛みが続きやすく、患部を軽く触れただけで鋭い痛みが走ることがあります。
一方、打撲の場合は動かしたり押したりすると痛むものの、安静にしていれば徐々に落ち着いていく傾向があります。「何もしなくても痛みがおさまらない」ときは、骨折の可能性を念頭に置いたほうがよいでしょう。
◎腫れ・変形・内出血の範囲から見極めるコツ
骨折では受傷直後から腫れが急速に広がりやすく、患部の形に左右差が出る「変形」が見られることもあります。
打撲でも腫れや内出血は起こりますが、骨の形が変わるほどの見た目の異常は通常認められません。腫れがどんどん強まる、明らかに形がおかしいと感じたら、骨折を疑うサインといえます。
◎「動かせるから大丈夫」は誤解?見落としやすい骨折のサイン
「指が動くから折れていないはず」と考える方は少なくありませんが、ヒビ(不全骨折)のように骨が完全に折れていないケースでは、ある程度動かせてしまうこともあります。
痛みも比較的軽い場合があり、打撲と思い込んだまま過ごしてしまう方もいらっしゃいます。自己判断だけでは見逃すリスクがあるため、痛みや腫れが数日たっても引かないときは、検査を受けておくと安心です。
■骨折か打撲か迷ったら|受診すべき判断基準
症状だけで確実に見分けるのは難しいからこそ、受診の目安をあらかじめ知っておくことが大切です。
◎すぐに整形外科を受診すべき症状チェックリスト
次のような症状がある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
- 安静にしていても強い痛みが続く
- 患部が明らかに変形している、左右差がある
- 腫れがひどく、どんどん広がっている
- 体重をかけると激しく痛み、歩くのが困難
- 受傷から数日たっても痛みや腫れが引かない
一つでも当てはまる場合は、打撲と決めつけずに検査を受けることをおすすめします。
◎「様子を見よう」が注意を要するケース
骨折を打撲だと思い込んだまま放置すると、骨が正しい位置で癒合しにくくなったり、回復までに余計な時間がかかったりする可能性があります。
特にヒビのような軽度の骨折は初期の痛みが比較的小さく、「そのうち治るだろう」と様子を見てしまいがちです。迷ったときこそ、レントゲン検査で状態を確認しておくのが安心です。
◎整形外科ではどんな検査・対応をしてもらえる?
まずレントゲン検査で骨の状態を確認するのが基本的な流れです。当院では、レントゲンに加えて超音波診断装置(エコー)も活用し、骨だけでなく筋肉や靱帯の状態まで丁寧に確認しています。
院長は「レントゲンで骨を確認しただけでは原因がわからない患者様も多い」という考えから、エコーを併用した診断を行っています。打撲であっても適切な処置やリハビリにつなげられますので、痛みが気になる方はお気軽にご相談ください。
■よくある質問
Q. 骨折していても動かせることはありますか?
A. はい、ヒビ(不全骨折)など骨が完全に折れていない場合は、ある程度動かせるケースがあります。「動くから大丈夫」とは言い切れないため、痛みが続くときは整形外科での検査をおすすめします。
Q. 打撲だと思って冷やしていましたが、何日たっても腫れが引きません。受診したほうがいいですか?
A. 数日経っても腫れや痛みが引かない場合、骨折やその他の損傷が隠れている可能性があります。早めに整形外科を受診し、レントゲンなどの検査を受けることをおすすめします。
Q. 骨折と打撲では治療期間にどのくらい差がありますか?
A. 打撲は一般的に数日〜数週間程度で落ち着くことが多い一方、骨折は部位や程度によって数週間から数ヶ月の固定・リハビリが必要になる場合もあります。正確な見通しは医師の診断を受けたうえで判断する形になります。
Q. 受診する際、何か準備しておくことはありますか?
A. 保険証またはマイナンバーカードをお持ちください。いつ・どのように受傷したか、どこがどう痛むかを整理しておくと、診察がスムーズに進みます。
平成10年3月 帝京大学 医学部卒業
平成10年5月~平成11年3月 熊本大学医学部附属病院
平成11年4月~平成12年3月 宮崎県立延岡病院
平成12年4月~平成13年6月 熊本中央病院
平成13年7月~平成18年2月 公立玉名中央病院
平成18年3月~平成18年10月 福田外科胃腸科医院
平成18年11月 ふくだ整形外科開業
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定スポーツ医
リウマチ財団登録医
日本AKA医学会専門医
身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体不自由)
難病指定医
