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五十肩・四十肩が痛くて眠れない? 肩にやさしい寝る姿勢のコツ


五十肩や四十肩の患者様に多いのが「夜に痛くて眠れない」という悩みです。


仰向けでも横向きでも痛みを感じるうえ、やっと眠りについたとしても目が覚めてしまい、つらい思いをしている方もいるのではないでしょうか。


この記事では、五十肩や四十肩が痛くて眠れない場合の対処法となる「楽な姿勢」を解説します。記事の後半では、眠っている間の痛みをやわらげるのに役立つ工夫についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。


■五十肩・四十肩が痛くて眠れないのはなぜ?


肩が痛くて夜に眠れなくなるのは、五十肩や四十肩による「夜間痛」が原因です。


五十肩や四十肩の急性期には、肩関節の中に強い炎症が起こり、組織が腫れたり硬くなったりしています。この組織の腫れやこわばりによって、肩の筋肉への血行が悪くなり、強く重苦しい痛みが出現するのが夜間痛であると考えられています。


夜間痛によって夜に何度も目が覚める生活が続き、気分の落ち込みや強いストレスを感じる方も少なくありません。中には慢性的な睡眠不足に陥り、日常生活へ支障が出てしまう方もいます。


※出典:赤羽根 良和 他「夜間痛を合併した肩関節周囲炎の臨床的特徴」理学療法学, 44(2), p.109-114, 2017.


■五十肩・四十肩で寝る時に覚えておきたい姿勢のコツ


五十肩や四十肩の夜間痛がつらい場合、なるべく「楽な姿勢」で眠ることが安眠のコツです。


ここでは、夜間痛をやわらげる楽な姿勢について、仰向けで寝る場合と横向きで寝る場合に分けて解説します。


◎仰向けで寝る場合の楽な姿勢

仰向けで寝るのが楽だと感じる場合は、以下のように姿勢を整えてみてください。


  • 痛むほうの腕の下にフェイスタオルやバスタオルを畳んで置く

  • 肩甲骨とベッドの間に隙間が空く場合は、バスタオルなどで埋める

  • お腹の上にクッションや畳んだバスタオルを置き、手で抱える


仰向けで寝る場合、腕がだらりと下がってしまうと、筋肉や関節に負担がかかって痛みを感じやすくなります。その場合は、バスタオルやフェイスタオルを畳んで高さを作り、腕や肩甲骨を支えましょう。


また、手の位置は身体の横に置くより、お腹の上に乗せたほうが楽になる場合が多いです。その際、クッションなどをお腹と手の間に挟み、腕の力が抜けるようにすると楽に眠れることがあります。


◎横向きで寝る場合の楽な姿勢

横向きで寝る場合は、以下のような姿勢を意識してみましょう。


  • 痛みのない方の肩を下側にする

  • 抱き枕や大きめのクッションを抱え、腕と肩の重さを預ける

  • 枕に畳んだバスタオルを重ね、頭とベッドを並行にする


横向きで寝る場合、痛む側の肩を上側にするのが大切です。痛む側の肩を下にして眠ると、関節が圧迫されて血行が悪くなり、痛みが悪化する場合があります。


また、横向きで寝た場合に肩と腕が前側に巻き込まれる姿勢になるのも、関節を圧迫してしまう原因です。対策として、クッションや抱き枕へ腕を預け、脱力することで楽に眠れるでしょう。


■姿勢だけじゃない!肩が痛い時によく眠るための工夫


五十肩や四十肩の方は、工夫をすることで痛みがやわらげ、眠りやすくなる場合があります。


  • ゆっくりと肩を温める

  • 軽いストレッチやマッサージを行う

  • 整形外科で治療を受ける


詳しく見ていきましょう。


◎ゆっくりと肩を温める

眠る前にゆっくりと肩を温めると、血行が改善し、痛みがやわらぐ場合があります。湯船に浸かったり、お湯や電子レンジで温めたタオルを肩に乗せたりして、肩関節の血行を促しましょう。


◎軽いストレッチやマッサージを行う

ストレッチやマッサージで筋肉をほぐすのも、痛みをやわらげるコツの1つです。


肩甲骨や肩・首の筋肉を「気持ちいい」と感じる程度の力で揉み、緊張をほぐしてみるとよいでしょう。

ストレッチをする場合は、痛みのある側の腕の力を抜き、反対側の手で前側や後ろ側に10秒ほど引っ張ってみてください。


ただし、マッサージやストレッチは、やり過ぎたり方法を間違えたりすると、かえって痛みが悪化する可能性もあるため、注意が必要です。


◎整形外科で治療を受ける

夜間痛が強い場合は、整形外科で治療を受けるのも手段の1つです。整形外科では、五十肩や四十肩に対し、以下のような治療を受けられます。


  • 痛み止めや炎症止めの薬の処方

  • 電気刺激療法による痛みの緩和

  • 理学療法士による1対1のリハビリ


特に夜間痛がつらい時期は、症状に適した薬の処方を受けることが、安眠への近道になることもあります。


また、五十肩・四十肩に対する専門的なリハビリによって、スムーズな回復に向かうケースも多いです。痛みが強く眠れない場合は、整形外科で専門的な治療を受けることも検討してみてください。


関連記事:四十肩・五十肩の治し方とは? 痛みを軽減する具体的な治療法


■五十肩・四十肩で眠れないなら整形外科へご相談ください


五十肩や四十肩で眠れないときは、痛みをやわらげる「楽な姿勢」を身につけることと、自分の状態に適した治療を受けることが大切です。


肩の痛みで眠れずに悩んでいる方は、整形外科を受診して、眠りやすい姿勢や工夫のアドバイスと治療を受けてみてください。


『ふくだ整形外科』では、五十肩や四十肩の相談も受け付けております。肩の痛みにお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。


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