まずは、診察によりケガがしっかりと回復しているか、回復の程度を診断し、現段階でどの程度のリハビリが必要なのかを見極めます。その上でリハビリ室にて可動域訓練、筋力訓練、筋肉のストレッチを行います。定期的診察にて評価しその結果により内容を変更しながらリハビリを行います。

大きく分けると機械を使用した物理療法と、理学療法士による運動器リハビリがあります。
物理療法は、低周波治療、温熱療法、体外衝撃波、超音波治療、マイクロカレントなどを行います。運動器リハビリは、理学療法士による運動療法、筋膜リリースや関節モビライゼーション等の徒手療法を行います。当院では痛みに対するリハビリを積極的に行っております。

関節拘縮や筋力低下等の機能障害に対するリハビリもしっかりと行っていますが、当院では痛みに対するリハビリを積極的に進めております。理学療法士による運動器リハビリではマッケンジー法等の運動療法や筋膜リリース、関節モビライゼーションなどの徒手的な治療を使いながら痛みの軽減を図るのが特徴です。必要であれば物理療法を併用したり、診察室で行うハイドロリリースと、リハビリ室での運動療法や徒手的に行う筋膜リリースと連携して治療にあたることもあります。

痛みが再発する原因を特定します。骨・軟骨や靭帯に問題があればその治療を検討し、フォームや身体の使い方の問題により痛みが再発している場合は、フォームの改善や全身のストレッチによる改善を行っていきます。当院では痛みが出にくいフォームの指導も行っています。