骨粗しょう症は何歳くらいから気を付ければよいですか?
基本的には女性に多く、更年期から閉経にかけてエストロゲンが低下する時期から危険な領域に入っていきますので、一度骨密度の検査を行うことが大切です。
骨粗しょう症はどんな検査を行いますか?
日本骨粗鬆症学会が推奨するDEXA法で腰椎と股関節の骨密度を測ります。
また、骨折の既往がある方や腰痛がひどい方の場合はレントゲンで骨折の有無をチェックします。必要であれば血液検査にて骨の代謝を検査することもあります。
また、骨折の既往がある方や腰痛がひどい方の場合はレントゲンで骨折の有無をチェックします。必要であれば血液検査にて骨の代謝を検査することもあります。
骨粗しょう症になってしまったらどんな治療を行いますか?
基本は適度な運動と食事療法になりますが、ある程度まで進行してしまった方は薬物療法を行います。薬物療法は骨の吸収を抑える作用が強いビスホスホネート系や骨に対しエストロゲンに近い作用をもつSERM、ビタミンD・ビタミンKなどの内服から開始することが多く、効果不十分な方や骨折のリスクがより高い方では注射剤を使うこともあります。注射剤の中には骨形成を促進する薬剤もあります。
ロコモティブシンドロームの原因を教えてください
1つは加齢に伴う筋力の低下、そこに運動器の障害を起こす変形性関節症や変形性脊椎症などの疾患、骨折を伴う骨粗しょう症が重なってロコモティブシンドロームになると考えられています。
ロコモティブシンドロームを予防する方法はありますか?
とにかく早めに対処することが大事ですので、下で紹介しているロコモチェックを行っていただきます。該当する項目がある場合、まずは自宅でできる筋力トレーニングなどを検討し、自宅での訓練が困難な場合は当院のリハビリ室で訓練を行います。
また、運動器の障害を起こす変形性関節症や変形性脊椎症などの疾患、骨折を伴う骨粗しょう症をしっかりと治療することも大切です。
また、運動器の障害を起こす変形性関節症や変形性脊椎症などの疾患、骨折を伴う骨粗しょう症をしっかりと治療することも大切です。