歩くと足が痛むのですが、どんな疾患が考えられますか?
足のどこが痛いかにより違います。踵や土踏まずが痛い場合は足底腱膜炎であることが多く、前足部の足底が痛ければ第三中足骨骨頭部痛等の皮下の炎症であることが多いです。その他にも外反母趾や偏平足、モートン病のような末梢神経障害、長距離を歩く方は疲労骨折も多いです。
足を捻挫してしまいました。どんな応急処置をすれば良いですか?
基本は安静にすることが大切です。その上でアイシングを行い腫れの悪化を防いで下さい。
強い腫れや痛み、皮下出血がある場合は、重度の靭帯損傷や骨折の可能性もあります。捻挫くらいと安易に考えず医療機関を受診するようおすすめします。
強い腫れや痛み、皮下出血がある場合は、重度の靭帯損傷や骨折の可能性もあります。捻挫くらいと安易に考えず医療機関を受診するようおすすめします。
少し前から膝が痛むのですが、どんな治療を行いますか?
まず問診・身体所見をとり、X線で骨・関節の異常を確認したうえで変形性膝関節症や半月板損傷等の診断を絞り込みます。そのうえで関節内等に炎症があれば注射を含めた薬物療法で炎症を抑えます。その上でリハビリ室で可動域訓練やストレッチなどの運動療法を行うことも多いです。必要があれば装具療法も併用して行います。
外反母趾は放っておいても大丈夫でしょうか?
外反母趾の程度次第ではありますが、放っておくことで進行する可能性があります。
変形の進行によって関節周囲に炎症が生じたり、タコができることで痛みが悪化することもあるので治療を行うことをおすすめします。
変形の進行によって関節周囲に炎症が生じたり、タコができることで痛みが悪化することもあるので治療を行うことをおすすめします。
股関節が痛むのですがどんな疾患が考えられますか?
変形性股関節症や臼蓋形成不全、大腿骨頭壊死症やFAI(大腿骨と臼蓋との間の衝突)、周辺の筋肉や末梢神経の症状によって股関節に痛みが出ている可能性が考えられます。